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東のエデン

最近仕事が忙しくなってきて家に帰ってもご飯食べて寝るだけという、面白みは無いけどある意味健康的な日々。

そんな毎日を楽しくしてくれているのが、最近アニマックスで放映開始した「東のエデン」。

舞台は現代の日本。物語の中心となるのは謎の人物「アウトサイダー」に「セレソン」として選ばれた12人の人物。彼らは各々100億円を自由に使える権利を与えられる。しかし、そのお金は「日本を良くする」という目的のもとに使われなければならない。そのルールを大きく逸脱したものにはセレソンの中に一人だけ紛れ込んでいる「メッセンジャー」によって抹消される。

自らの私欲を満たすもの、信念を貫くもの、それぞれのセレソンが自らの正義を成すために100億円を利用する、というようなお話。

主人公の滝沢明はそのセレソンの一人で、パッと見大学生くらいの年齢の青年なんだけどとにかくイケメン。外見は可愛らしい感じで、表情豊か。何より振る舞いがかっこ良すぎる。あまりのイケメンっぷりにここに書くのもはばかられる。気恥ずかしくて。

明るいイケメン好青年が主人公なので、鑑賞中はあんまり感じないけど、物語が展開されている日本には停滞感が蔓延してる。
そんな日本を変えるために主人公やその他のセレソンがどのように行動するのか。

今の世の中の停滞感を表現していて、それをどう打破するか、みたいなところを描いてる(途中までしか見てないけど、多分)作品かなぁと。
今のところ6話まで観た。伏線もいろいろと張ってあって続きが楽しみ。

電脳コイル無料配信

あの大人気アニメ「電脳コイル」が期間限定で無料で観られるよー

と、いかにも観たことある体で書き出してみましたが実は今までこのアニメ観たことありませんでした。
ということで、これを機に8話まで一気に観てみた。
以下ザックリしたあらすじ&雑感。

ストーリーの中心人物は小学生の子供たち。
彼らの周囲の迷信、イタズラ、探検、けんかなどなどあらゆる日常イベントには「電脳メガネ」というデジタルガジェットが関わってくる。
このメガネ、PC、携帯電話などの機能が備わっていて、このお話に出てくる子供たちの必需品。
これらの機能だけでもすごそうなものだけど、このメガネの真骨頂は別にある。

それは、このメガネを通して世界を見ることで「サイバースペース上の物体を見ることが出来る」というもの。要するにこのメガネ、AR(Augmented Reality:拡張現実)を実現するための装置なのだ。
このメガネを介して遭遇する仮想世界の住人と子供達が、様々な喧噪を巻き起こしていく…、といった感じのストーリー。

技術が生活にとけ込んだ近未来の風景、というと「攻殻機動隊」が代表例になると思う。
電脳コイルでは物語の主人公が子供、ということもあって、社会インフラというよりもアプリケーションよりで技術が描かれているように感じた。
電脳ペット、サイバーグッズを売る駄菓子屋などなど。

一番面白いなーと思ったのが、子供達がシステムのバグに対して好奇心を持って挑んでいる、というところ。
電脳メガネ越しに見えるサイバースペースにはバグがあって、そこに謎が隠されていたり、そのバグを利用してすごい技術を編み出す子供がいたり、というのがお話の中心にあって。
何か現実世界でも同じで、そういうルールの隙間みたいのを見つけた瞬間ってすごくワクワクしたし、自分しか知らないことを産み出したことへの優越感みたいなものがあったと思う。

何か観れば観るほど味わい深く感じられて、期間限定で無料配信だからといって一気に観るのがもったいなく感じられてきていたりする。
技術の描き方、ストーリー、テーマ諸々すごくよく出来てる作品だと思うのでおヒマがあれば是非一度観ることをオススメします。